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濃い情報は読書で得る!新しい価値観をもたらせてくれたオススメの本8冊【2016年】

投稿日:2016年10月23日 更新日:

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「社会で成功している人は必ず読書家である。」

 

誰しも1度はこんなことを聞いたことがあるだろう。

 

私はおそらく、山中伸弥教授からIPS細胞の今後の展望をレクチャーしてもらうことはないだろうし、ウォーレン・バフェット氏から投資の秘訣を聞く機会もないだろう。

 

しかし、本は、その分野で活躍する人が人生をかけて学んだことや、その経験から得たことを、惜しみなく語ってくれる。人生をかけた膨大なトライ&エラーの果てに見出した法則を、いとも簡単に教えてくれるのだ。本を読めば、一流の研究者や世界的に有名な投資家の考え方を知ることができる。「社会で成功している人は必ず読書家である。」と言われるのは、こういった理由からだろう。

 

ネットの世界は情報に溢れているが、情報の質は玉石混合であり、内容が良くても断片的な情報も多い。しかし、本の情報は信頼性がそれなりに高く、また情報量も多いので、濃密な学びを得ることができる。

 

本を読まないのは本当にもったいない。

 

今回は私が読んできた本の中で、新たな価値観を提供してくれるような良書を紹介したい。

 

1.失敗の本質

 

本書は1984年の発売以来のロングセラーであったが、小池百合子・東京都知事が記者会見で、自身の座右の書であると紹介したことで、さらに売り上げを伸ばしている。

 

「賢者は歴史に学ぶ。」を体現したかのような本書は、人の上に立ち、組織を動かす人なら必読の書だろう。

 

【書評】小池百合子都知事の座右の書として話題!「失敗の本質」

 

 

2.「幸せをお金で買う」5つの授業

「お金はあらゆる種類の素晴らしものを与えてくれ、私たちの幸福感を高めてくれますが、それと同時に、素晴らしいものをお金で手に入れられると知ってしまうことが、人生のささやかな喜びに感謝する気持ちを薄れさせ、私たちの幸福自体を減らしてしまうのです。」(本書p68より)

 

お金を持つと幸福感を高めてくれるが、同時に幸福を減らしてしまう。

 

この大いなるパラドックスは多くの研究で明らかにされ、本書でも言及されている。しかし本書の特質すべきところは「お金の使い方」を変えることで幸福度を高められると指摘している点である。以下本書の内容を少し紹介する。

 

「マイホームを夢見る人は多いかもしれない。しかしデータによれば、長期的には、住宅環境が改善されても全体の幸福度はほとんど変わらないと結論づけている。年収の数倍の大金をはたいてまで買ったマイホームは、自分を幸せにしてくれるわけではない。

 

支出と幸福度の関係を調査すると、あるカテゴリーの支出のみが幸福度を高めていた。それはレジャーのカテゴリーであった。つまり、旅行や映画、スポーツ観戦など、物質的な買い物ではない、経験の買い物が幸福度を高めていた。」

 

どうやって収入を増やすかに頭を悩ませるより、本書を手にとり、今持っているお金の使い方を見直すことで、今より幸せになれるかも知れない。

 

 

3.富の未来

フィナンシャル・タイムズ紙に「世界で最も有名な未来学者」と評されたトフラー氏とその妻の共著。

 

本書でトフラー氏の考え方を知り、新しい見方を取り入れれば、今までとは違ったメガネで世の中を眺めることが出来る。本書の内容をひとつ紹介するなら、例えば3つの「富の体制」という考え方がある。

 

トフラー氏によれば人類の歴史において、3つの「富の体制」に分類できると言う。

 

「人類は移動しながら狩猟を行い、あるいは動物を飼育したりして暮らしていた。この方式はなんとか生き残るためのものに過ぎなかったが、やがて第一の富の体制が登場する。それは種を蒔いて富を生み出す方式、すなわち農業のはじまりである。その後も飢えと貧困が一般的であったが、数千年にわたって農業は最も進んだ生産形態となった。

 

第二の革命的な富の体制は17世紀後半の工業社会の登場である。工業社会は環境を汚染し、植民地主義と戦争の惨禍をもたらしたが、農業で暮らしていた人々にとっては信じられないほど多くの富を生み出した。

 

そして今日、第三の富の体制が急速に広まっている。第一の富の体制は栽培に基づいており、第二の富の体制は製造に基づく。これに対し第三の富の体制はサービス、思考、知識、実験に基づく。(本書参照)」

 

トフラー氏は1950年代からこの第三の富の体制として脱工業化社会・情報革命の到来を予言していた。

 

本書はトフラー夫妻が12年かけて執筆しただけあり、ページ数も多く内容も濃厚である。この3つの富の体制の考え方は、ものごとを考える際に新しい軸を提供してくれる。

 

さらにトフラー氏の考え方を知りたい方は本書を手に取ることをオススメする。

 

4.伝え方が9割

私はコピーライターという仕事に就く人に対してすごく尊敬の念をおぼえる。

 

「トイレをキレイにつかってください」と書かずに、「いつもキレイに使っていただきありがとうございます。」と変えるだけで、効果がまるで違うようだ。今ではほとんどのコンビニのトイレにこの言葉が貼られている。

 

他にも「チカンに注意」の標識を「住民のみなさまのご協力で、チカンを逮捕できました。ありがとうございます。」と変えただけでチカンが大幅に減ったらしい。(本書71ページ参照)

 

これらの例のように同じ内容でも伝え方次第で相手の反応が全く変わってしまうことはよくあることだ。世の中には人に何かをお願いしたり頼んだりするのがとても上手な人がいる一方で、伝え方が下手なばっかりに、本来の力を発揮できない残念な人もいる。

 

本書はコピーライターとして活動してきた経験をもとに、人に上手く伝える技術を解説している。伝え方で損をしているのではと思い当たる人は一読の価値アリだ。

 

5.日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門

 

著者は外資系証券会社に勤め、有名ブログ「金融日記」を運営する藤沢氏。

 

本書は、GDPや中央銀行の仕組み、乗数理論や流動性の罠など、経済学の基礎的な事柄にも触れながらも、理論だけにとどまらず、実際に現代社会が直面している問題と絡めて説明されている。

 

そのため、経済学を勉強したことのない人でもスラスラ読めてしまう。経済学入門の名にふさわしく、分かりやすい口調で、図表を用いながら説明されている。ただし経済学を少しでもかじったことのある人には基礎的な内容が多いため、やや物足りないと思うかもしれない。

 

経済に関する知識を欠いていては、現代社会で生きていく上で損ばかりしてしまう。経済を勉強しようと思い立ったなら、まずは本書から手に取ることをオススメする。著者独特のシニカルな語り口は読者の中で賛否があるだろが、かなり分かりやすくまとまっており、初学者向けの経済学の入門書としては良書であることは間違いない。

 

6.金持ち父さん 貧乏父さん

 

本書は全世界で1000万部を超えるヒット作で、初版発売から15年以上経った今なお売れ続けている。

 

私が本書の内容で1番興味深かったのは、資産と負債の考え方である。私をはじめ、多くの人は、持ち家はその人の持つ最大の資産であると、そう思っている。しかし、本書では持ち家は負債であると断言している。

 

その理由は、本書での資産と負債の考え方に由来する。本書では、“資産は私のポケットにお金を入れてくれる、負債とはポケットからお金をとっていく“ものと定義しており、その定義に当てはめれば、持ち家は所有しているだけで諸経費がかさんでしまう、負債に位置づけられるのだ。

 

マイホームを夢見る人は多いだろうし、この見方が完全に正しいと言うつもりはない。しかし、自分とは違った考え方を知ることができたなら、それだけで本書を手に取った価値があると思う。

 

本書では他にもお金に対する多くの考え方を提示している。興味があればぜひ一度手に取ってみてほしい。

 

7.文章は読むだけで上手くなる

現代では、時候の挨拶から始まる手紙を出す機会は滅多にないかもしれない。しかし、メールや企画書をはじめ、多くの人は生活の様々な場面で文章を作る必要があるはずだ。

 

そして、上手い文章を生み出すには技術が必要だ。

 

本書では、段落冒頭の一文に注意を払ったり、文の順番を入れ替えたりしただけで論旨がスッキリする、そんなテクニックを言葉のプロが見事に披露してくれる。

 

しかし、テクニックといっても、それは決して小手先の誤魔化しではなく、むしろ文章を構成する上で必ず守るべき基本的ルールだ。意識するだけで、自分の文章の論旨がかなり分かりやすくなる技術が満載であり、上手い文章を書きたいと願うなら本書をぜひオススメしたい。

 

8.「なぜ?」がわかる世界史

大学受験では日本史を選択していたため、日本の歴史にはそれなりに詳しいつもりである。日本史を勉強したおかげで、歴史が絡んだ政治のニュースなどの理解度はかなり高まった実感がある。歴史背景が頭に入っていると、キャスターの説明がすんなり入ってくるのである。

 

しかし一方で世界史に関しては全く勉強していなかった。日本史を勉強した分、世界史の知識がないデメリットをとても痛感していた。

 

そこで世界史の基本的な教養を持ち合わせたいと思い、いろんな参考書を読んでみた。その中で教養を身に付ける目的で、一番読み物としておもしろかったのがこの本だ。受験のためのコテコテの暗記目的ではなく、世界史のストーリーを面白く語ってくれている。

 

この本を何度か通読して、世界史の基本的な流れをつかむことができたので、世界史の教養を持ち合わせたいと思っている人には本書をオススメしたい。

 

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