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【慶應文学部受験ガイド】英和辞書の使いどころから小論文対策、日本史論述対策まで

投稿日:2016年11月8日 更新日:

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慶應義塾大学。長年に渡って早稲田と並んで私立のトップ校であり、多くの受験生が慶應に入るために必死で勉強している。以前はわたしもその中のひとりであった。

 

今回は、そんな私の経験をもとに、慶應の受験対策をアドバイスをしようと思う。できれば全学部特集したいが、理系のことはわからないし、法学部などは人様に語れるほどの知識を持ち合わせていない。ということで、とりあえず今回は文学部から特集してみることにした。辞書の使い方など、なかなかニッチな情報も書いたので、参考になる受験生がいるのではないかと思う。

 

慶應の中でも文学部は割と入りやすい学部だ。英文の速読が苦手だったり、早慶レベルの歴史用語が苦手な受験生でも、しっかりとした基礎力があれば十分合格が可能である。この記事を参考にぜひ慶應文学部にチャレンジして欲しい。

 

英語(配点:150点)

文学部も例によって、英語が全科目の中で最も配点が高く、英語ができなければ合格の可能性は絶望的になってしまう。慶應への近道はなんといっても英語を仕上げることが最優先になる。

 

文学部の英語の特徴は時に2000語を超える「超長文問題」と辞書の持ち込みが許されていることだ。それぞれ見ていこう。

 

1.長文対策

文学部の長文はかなり長い。しかし試験時間が2時間であるから、実は長文の長さは別に怖くはない。むしろ文学部の手ごわさは和訳、日本語説明の問題にある。

 

和訳問題については正確な読解力・精読力が求められる。速読して文章の大まかな意味をつかむ、といったスタイルではいけない。細かいところにこだわって、正確かつ意味の通った日本語訳を作らなければならない。高度な構文力と日本語力が試される試験だ。

 

まず精読力に関してだが、これは英文解釈の参考書を仕上げることでこの力を養うことができる。オススメは桐原出版から出ている「基礎英文解釈の技術100」だ。

 

この参考書は偏差値50以上の受験生におすすめだ。収録されている100題をきっちり訳せるようになれば、大学受験に登場する英文の95%の構文が把握できるようになっているだろう。これ一冊を仕上げることができればMARCHレベルの長文で分からない構文はなくなっているハズだ。当然、慶應文学部の受験生はこの参考書で抜けがあってはならない。文学部に合格する生徒はこの100題すべてキレイに訳せるはずだ。辞書があっても訳せないなら、合格することはできない。このレベルは完璧に仕上げよう。

 

「基礎英文解釈の技術100」を仕上げて余裕があれば「ポレポレ英文読解プロセス50」に取り組もう。

 

この参考書は偏差値60以上の生徒におすすめだ。これを仕上げれば早慶レベルでも読めない文はほぼないだろう。大学受験に登場する英文の99%の構文が把握できるようになるだろう。文学部は和訳問題の比率が高い。合格を確実にしたいのなら、ポレポレまで消化したい。逆に、ここまでくれば慶應文学部が求める構文力は身についているだろう。

 

日本語力に関しては、英語というよりも現代文である。現代文が不得意のままにしていると、慶應文学部の合格が遠のいてしまう。慶應では現代文という科目はないが、小論文も出題されることだし、現代文の勉強も手を抜かずにやっておく方が賢い。

 

2.辞書の使い方

まず、辞書に関しては和英と英和の2冊を持っていこう。

 

私は和英辞書をケチって、英和辞書の一冊だけしか持っていっていかず大変後悔した。というのも文学部の問題に作文の問題がひとつあり、和英があれば一発でひけるのに。英和しか持って行かなかったために、英和でそれっぽい単語を調べて、関連語句を探すという、本番あるまじきロスタイムをしてしまった。和英をひけば1分のところを英和辞典で10分くらいさまよった気がする。

 

また、和訳している途中に書きたい漢字をど忘れしてしまうことがある。そんなときに、和英でそのことばを引けば漢字が載っているため、書きたい漢字を知ることが出来る。和英があると、こんなことにも役立つ。

 

重ねておすすめするが、和英と英和の2冊を持っていこう。

 

それから、辞書があるからといって英単語の勉強をおろそかにしてはいけない。相手は2000語の超長文だ。単語が分からなければ、辞書を引くだけで試験が終わってしまう。基本的には辞書を使わなくても、長文の全体の主旨はつかめるぐらいの英語力・単語力がないといけない。

 

話をもどして、では、辞書は試験中どう使うのか?

 

それは設問の指定箇所の英文だ。設問になっているところはギアを切り替えて、一言一句正確に読んでいこう。わたしは設問の指定箇所の前後3行は辞書をガンガン引きながら正確に訳していくことを心がけた。和訳は前後の文脈に合わせないとキレイに訳せないからだ。

 

設問に関係ないところは大まかに意味をとり、設問に関係する部分は辞書を引きながらていねいに読み込もう。このオンオフの切り替えが慶應文学部では大事だ。

 

オススメの辞書は「ウィズダム」だ。

 

 

ウィズダムは他の辞書に比べて圧倒的に語法の説明がくわしく、また訳語の正確さに定評がある。ジーニアスが辞書の中では有名だが、訳語に関してネイティブの評判がやや悪い。すでにジーニアスをもっているなら新たに買う必要はないだろうが、まだ受験用に紙の辞書を買ってないなら、ウィズダムを断然おすすめする。ちなみに、私も受験の直前にウィズダムを購入し受験に臨んだ。

 

紙の辞書を普段使っていないなら、本番のロスタイムをなくすために、あらかじめ紙の辞書を引く練習をしておこう。

 

 

歴史(配点:100点)

文学部の歴史は100点と、結構配点が大きいとので、歴史で足をすくわれることがないように注意したい。ここでは世界史と日本史に分けて解説する。

 

1.世界史

まず慶應文学部の世界史は、ほかの早慶の学部に比べて「エグさ」がない。オーソドックスな問題をきっちり答えることが出来れば、それで十分だ。予備校に通っているなら講師の言うとおりに、当ブログでおすすめしている【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服を利用しているならそのテキストを勉強しておけば間違いない。感覚的に言えば早慶レベルに達していなくてもMARCHレベルの問題で十分得点できていれば、文学部の問題でも十分戦える。

 

2.日本史

日本史も世界史同様、早慶のほかの学部に比べて「エグさ」はあまりない。オーソドックスな問題をきっちり答えることが出来れば、それで十分合格圏内だ。予備校に通っているなら講師の言うとおりに、当ブログでおすすめしている【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服を利用しているならそのテキストを勉強しておけば間違いない。

 

しかし、日本史には論述がある。これが論述対策をしていない受験生にとっては結構厄介だ。ここを捨ててもなんとかなるかもしれないが、対策をすればそこまで難しくないので、逆にライバルに差をつけられるかもしれない。

 

あまりこのタイプの論述はほかの大学で見かけないので、文学部で出題される論述の一番の対策は過去問だろう。

 

過去5年分くらいの論述問題をかき集めて、解説と見比べながら自分のものにしよう。歴史の知識というよりも資料から読み取れることを論述する問題が大半のはずだ。

 

しかし、時に歴史の知識が要求される論述もある。その対策は「“考える”日本史論述」がおすすめだ。

 

これは東大・一橋をはじめとした難関国公立の日本史論述対策の参考書だが、私もこちらに取り組んでいたので慶應文学部の日本史論述はかなり楽に解くことができた。いわば、論述のポイント集的な参考書なので、余裕のある受験生はこれに手を出してもいいかも知れない。

 

小論文(配点:100点)

慶應受験で厄介なのが小論文だ。これに関しては受験科目に指定している大学も少ないとあって、確実な勉強法が確立されていないのが現状だ。しかしだからといって勉強せずに本番に臨むのは危険だ。一定の対策をすることで一定の点数が稼げる科目であるのも確かなので、対策しておく価値はもちろんある。

 

小論文の勉強法は

 

①書き上げた文章を添削してもらう。

②小論文に必要な知識をつける。

 

このふたつが中心となる。

 

①に関しては、学校の先生でも予備校や塾の先生でもいいから、書き上げた小論文を見てもらおう。内容への評価は講師のレベルによるかもしれないが、日本語としておかしなところや構成が不自然であれば、どんな先生でも漏れなく指摘してくれるだろう。小論文の採点には構成点があるといわれている。この添削を繰り返すことで、文章の構成力がつき、構成点の分野で点を稼ぐ事ができるようになる。

 

②の小論文に関する知識については様々な参考書が出ている。どれを選んでもいいが、あえてあげるなら「読むだけ小論文」をおすすめしておく。

 

 

小論文で頻出のテーマを押さえておくことで、本番で焦らなくなるだろう。

 

それから、【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服を利用している受験生は、小柴先生の小論文の講座を受講するといいだろう。

 

わたしはスタディサプリではなく、実際の予備校で小柴先生に小論文の指導をしていただいていた。小柴先生の小論文指導は方針が明快で、小論文という科目にそれなりに自信を持てたのは小柴先生の指導のおかげだった。受験界の小論文指導におけるトップ講師のお1人であることは間違いないので、スタディサプリを利用しているのならぜひ受講してみてほしい。

 

【参考記事】

【現役慶應生が教える】早慶上智に受かる英語の勉強法

【上智大学受験ガイド】これで上智の英語を攻略!!

テキトーに選ぶのは危険!?偏差値別・オススメ英語長文問題集10選

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