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勉強

【現役慶應生が教える】早稲田・慶應英語の勉強法

投稿日:2017年4月24日 更新日:

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早稲田と慶應。私立大学の頂点に長年君臨する両大学は、私立大学を志望する受験生にとっては憧れである。しかし、これらの大学に合格するためには高度な英語力が必要とされる。さらに言えば、基本的に英語の配点が高いので、英語ができなければ、確実に不合格となる。特に慶應は英語の出来で合否が決まるとさえ言える。今回はこれらの大学に合格するための戦略と学習プランをご紹介する。

 

戦略

英語の成績をスムーズに伸ばしていくのは本当に難しいことだ。英語という科目は、積み重ねの科目でもあり、なかなかすぐにはできるようにならない。英語の成績に伸び悩んでこの記事を見ている方もいらっしゃるかもしれない。しかし、大学受験英語の成績を伸ばすコツ・正しいやり方は確実にある。そして、これを知らないで勉強を進めるのと、知った上でそのコツを意識しながら勉強を進めるのとでは、進学する大学の名前が変わってくる。英語という科目は頭の良さはあまり関係ない科目である。「英語なんて言葉なんだ。こんなものはやれば誰だって出来るようになる。」という東進ハイスクールの安河内先生の有名な言葉があるが、まさにその通りだと思う。英語という科目は上手くやれば、本当に誰でもできるようになる。だから皆さんにはこの記事でお伝えする英語学習のコツを知ってもらい、それに添って勉強をすすめて欲しい。

 

英語の成績を上げるコツとは、次の5つのジャンルの勉強をバランスよくしていくことだ。

 

①英単語

②英熟語

③英文法

④英文解釈(精読)

⑤長文

 

この5つのジャンルをバランスよく勉強していけば、英語の成績は必ずスムーズに伸びていく。現在英語の成績がイマイチ、という人はこのうちのどれかが欠けていたり、どれかに偏って勉強している可能性がある。英語の成績が良い人は、この5つのジャンルをバランスよく勉強している。バランスの悪い勉強をしていると、勉強している割に、成績が伸びない。ということになりかねない。次の章で詳しい解説と早慶上智に合格するための学習プランをご紹介する。

 

 

早慶上智合格プラン

4-6月 7・8月 9-11月 12・1月
シス単
解体英熟語
Next Stage
基礎英文解釈100 ポレポレ
ハイパー・センター ハイパー・難関 やっておき長文&過去問演習

 

前の章でお話した5つのジャンルのそれぞれに、早慶レベルの参考書を重ね合わせた上の表が早慶上智に受かるための効率的な学習プランになる。高3から本格的な受験勉強をはじめて、早慶上智に受かるための参考書と取り組むべき時期を表にしてみた。実際、早慶に合格する生徒の多くの勉強プランはこれに近いものだと思われる。

 

以下、参考書のくわしい解説としたい。

 

①英単語:システム英単語

英語の成績を上げ、難関大学を突破するために、英単語学習は欠かせないのは言うまでもない。語彙力が不足していれば、長文を読む際にも支障をきたしてくるし、解けるはずの文法問題も、単語の意味を取り間違えて不正解となりかねない。もっとひどい時には、設問が英語で、その意味が理解できないということも起こりうる。単語力はすべての英語力の土台となる。手を抜かずにしっかり取り組みたい。

 

 

早慶上智の学習プランでおすすめしている参考書はシステム英単語だ。受験生の間では「シス単」でお馴染みのシステム英単語。確かなデータに裏付けされて作られたシス単の完成度は、数ある単語帳の中でも頭一つ抜けている。特に4章は秀逸で、早慶上智の入試ではよく出る難単語が、頻出度順に効率的に並べられており、これらの大学を受験するときには強力な味方となってくれるはずだ。ちなみに私自身も受験生の頃にこの単語帳を使っており、シス単の4章を覚え切った後から、上智大学の問題がスイスイ解けるようになった覚えがある。単語と熟語は年間通じて常に勉強しよう。覚えたと思っても忘れるのが英単語だ。オススメは、毎日の勉強に入る前のウォーミングアップとして、単語帳に取り組むことだ。

 

 

 

シス単以外では、「単語王」がおすすめだ。単語王の長所はその圧倒的ボリュームである。この単語帳に載ってないのが出たら、ほかの受験生もみんな知らないハズ、と思えるほどだ。近年、早慶受験生を中心に人気が広がっている単語帳で、余力のある受験生はこの単語帳を使用しても良いだろう。

 

 

②英熟語:解体英熟語

英熟語の重要性に気づいて、すでにモリモリ覚え始めている受験生は一安心だ。しかし、英熟語の勉強を怠っている人は要注意だ。単語に比べて、忘れられがち、後回しにされがちな英熟語であるが、大学受験においてはとっても重要になる。熟語力が不足すれば、単語力不足と同様に、長文や文法問題で大きな支障をきたす。しかし、それだけではない。英熟語はそれ自体が設問になるケースがある。英熟語の知識を直接聞いてくるわけだ。つまり、熟語を知っているだけで点になり、知らないだけで失点してしまうのである。熟語の知識は英語の得点にダイレクトに影響する。その点では、英単語より重要とさえ言えるかもしれない。

 

 

Z会から出されているこの解体英熟語であるが、これも早慶受験生では定番だろう。まさに早慶受験生のための熟語帳といった感じで、ボリューム満点である。この熟語帳を覚えたら、受験英語では覚える熟語はもうないといっても過言ではないほどだ。ただし、かなり量が多いので、早慶の看板学部を受ける人以外は、文法問題集についている熟語パートをキチンと覚えれば十分戦える。単語同様、熟語も年間通じて常に勉強しよう。語彙力にほころびがあると、早慶上智への合格が遠ざかる。

 

 

③英文法:NestStage

文法は英語を使っていく上で欠かせない「大切なルール」だ。長文を読む上でも文法の知識は必要になる。また、センター試験第2問などをはじめとして、大学入試では文法の力が直接問われる。「関係代名詞はイマイチわからないけど、早稲田に受かった。」なんてことはありえない。しかし文法の範囲は途方もなく広いわけではない。また1度理解して身につけてしまえば、そうそう忘れてしまうこともない。「confuse」の意味をうっかり忘れることはあっても、「そういえば、不定詞ってなんだっけ?」とはならないのだ。その意味で、受験勉強の初期段階から勉強し始め、ある一定の時期に、英文法は完成、とするのが理想だ。

 

 

早慶上智の学習プランでおすすめしている参考書はNestStageだ。「ネクステ」の愛称で有名で、大学受験の超定番の文法問題集である。さすがはベストセラーで、早慶受験においてもネクステ一冊で十分足りる。早慶の看板学部を目指す人以外は、ネクステについている熟語パートをしっかり覚えれば、英熟語の学習も完成する。ネクステは夏が終わるころまでに完成させてしまおう。夏までに基本的な文法事項を抑えて、秋以降は配点の高い長文読解に集中する狙いだ。

 

ネクステ以外では、「英文法・語法問題1000」がおすすめだ。これは早慶の中でも、文法問題がかなり出る学部を受ける方向けになる。かなりボリュームがあるので、長文読解にまだ不安があるようなら、文法問題集はネクステにして、長文読解の勉強を優先する方がいいだろう。

 

 

④英文解釈(精読):基礎英文解釈の技術100 &ポレポレ英文読解

「単語と文法はちゃんと勉強したはずなのに、長文が全然できるようにならない。」というお悩みを抱えているなら、この英文解釈のスキルが不足している可能性が高い。文章中にthatが出てきた時に、関係代名詞なのか、強調構文なのか。そういったことを正しく見極めるスキルを身につけるのが英文解釈になる。③の文法の学習が進んでいても、④の解釈力にその知識が活かせていなければ、長文は読めるようにはならない。関係代名詞や強調構文といった文法をきちんと理解していることと、文章中でそれらを正確に見抜いて解釈していく力は実は別物なのだ。このスキルが身に付けば、「時間はかかっても長文は読める。」という状態であるから、後はどんどんスピードを上げて速読へと移行する。

 

 

基礎英文解釈の技術100は基本的な読み方をマスターするのに最適な参考書だ。これを終えれば、センターやMARCHレベルの文章で読めないものはほぼなくなる。しかし逆に言えば、早慶では、東大よりも難易度の高い長文が出題されるので、この基礎英文解釈の技術100レベルは完璧に仕上げなくてはならない。

 

 

基礎英文解釈の技術100が終わったら、それに加えてポレポレにも取り組もう。このポレポレは難易度がかなり高いので、3周ほどまわせば、早慶で読めない文はほぼなくなるレベルに到達する。早慶の長文の文構造はかなり高度なので、英文解釈は秋以降までみっちりトレーニングする。

 

 

⑤長文:ハイパートレーニング・センターレベル編、難関大編

英語の中でも、最も配点が高いのが長文読解だ。長文ができなければ、英語で十分に得点することができないし、英語ができなければ志望校への合格も遠ざかる。単語・熟語・文法・英文解釈のどれかが欠けていれば、長文はチキンと読めないし、逆に、全て揃っていても長文の独立したトレーニングを怠れば、十分な得点が得られない。最も大事な科目の、最も配点が高い分野なので、ある程度の基礎力がついたら長文のトレーニングは毎日欠かさずするのが理想だ。

 

 

 

長文問題集でオススメなのは、ハイパートレーニングだ。レベル別で3冊出ているが、難関編はかなり難しいので、センターレベル編から始めるのが無難だろう。この参考書はもちろん問題集として、フツーに長文の問題にも取り組める。しかし、この参考書のスゴイところは長文の全てに構文の解説が付いており、問題を解き終わったあとに、長文の隅々まで復習できるところだ。また、復習用のCDまでついており、その後は読み込み用の音読教材としても使えるのだ。ここまで至れり尽くせりで、欲しいモノが全部詰まった長文問題集はなかなかない。

 

ただ、長文の勉強がこの参考書1冊や2冊で終わるほど甘くはない。受験の初期段階は、語彙や文法の学習と並行して、ハイパートレーニングに取り組み、秋以降は過去問演習と並行して、この「やっておきたい長文」でたくさんの問題に取り組み、長文読解スキルのさらなるパワーアップを図ることが望ましい。

 

以上の5つのジャンルをバランスよく勉強することを意識しながら、オススメした参考書に取り組んでいけば、早慶上智に受かるだけの英語力がつくはずだ。

 

【参考記事】

テキトーに選ぶのは危険!?偏差値別・オススメ英語長文問題集10選

【上智大学受験ガイド】これで上智の英語を攻略!!

【慶應文学部受験ガイド】英和辞書の使いどころから小論文対策、日本史論述対策まで

【英語勉強法】MARCHを狙え!この5冊の参考書で偏差値60に

大学受験に予備校はもういらないのか?予備校のメリット・デメリットについて考えてみる。

 

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