はてなブックマーク - 【現代文勉強法】国語が苦手な人こそ記述問題!?偏差値を確実に上げる勉強法
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私の場合は、受験科目の中でいち早く偏差値が高く安定したのが現代文であった。

 

しかし、実際多くの生徒の話を聞けば、「現代文はセンス!」だとか「現代文は若い頃の読書量」など、受験科目の中でキチンとした勉強法が最も確立されていない科目なのではないだろうか。

 

多くの生徒が自分の偏差値を見てガッカリしたり、偏差値をあげたいと思うものの、どうやって勉強したらいいのか分かっていないという現状があるのではないだろうか。

 

そこで今回は、私が経験し、実際に有用だと思う現代文の成績を伸ばす勉強法を3つほど紹介したい。

 

1. 記述問題で言語の運用力をアップ

「30字以上50字以内で答えなさい。」

 

現代文が苦手な生徒にとってこの手の記述式問題はめんどくさくて、嫌いなタイプの問題なのではないだろうか。実際私自身も、現代文が得意になる前は、記述問題があるとビビってしまうし、あまり点数が取れない、書くことがわからない、というような状態だった。

 

しかし現代文が苦手な人ほど記述問題に取り組んでほしい。理由は二つある。

 

理由の一つ目は、記述問題が苦手な生徒が多いため、記述問題を攻略することができれば現代文を得意科目にすることができ、一気に偏差値を上げることができるということだ。簡単な記号選択問題はみんな正解してくるし、ややこしい問題ならみんななかなか得点できない。しかし、記述式の問題は、現代文が得意な生徒なら確実に部分点を稼いでくるが、苦手な生徒は空欄にしてしまったり、0点になったりする。基本的には記述問題が一番配点が大きいため、ここで大きな差がついてしまう。記述で点数が稼げないことには現代文を克服することはできない。

 

そして理由の二つ目だが、記述問題に取り組み、自分なりに答案を作り、そして添削を繰り返すと、現代文の力が驚くほどつくのだ。自分が答案を作って添削してもらうと、自分のライティング力がつく。すると不思議と読解力も底上げされる。

 

これはなぜかというと、「自分が書ける話は読んでも分かる、自分が読んでもわからない内容を書くことはできない。」からだ。英語に置き換えるとわかりやすい。自分が作れる英文ならば読んでも確実に理解できるはずだ。しかし、英語の長文で意味を取ることが難しい文章を自分が英作文できるわけがないのだ。つまり、記述問題に取り組んで作文のレベルが向上すると、同時に読解力もどんどん向上するのだ。

 

記述の良問を多く取り揃えたオススメの参考書をあげるなら、やはり河合塾のこのシリーズになる。

河合塾の先生が四人集まって作っただけあって、奇問悪問の類は一切なく、良問ぞろいの問題集になっている。また、丁寧で無駄のない解説もポイントで、この問題集を読み込むだけでもかなり現代文の力がつきそうだ。基礎編などには本文の要約の解答例なども載っており、至れり尽くせりのこの問題集をやりこむのが現代文の偏差値をあげる最短ルートの一つになる。

 

記述問題への取り組み方としては、じっくり時間をとって納得のいく解答を作る。そして学校でも塾でもいいので、国語の先生に添削をお願いする。時間があればどんな先生も快く応じてくれるだろう。慣れてくれば、解答に答案のポイントが載っているので、一人で添削できるようになる。そのレベルになればしめたもの。どんどん勉強を進めて読解力を高めてしまおう。現代文の力は一度着いてしまえばそう簡単に落ちるものではない。現代文の偏差値が他の科目を引っ張ってくれるようになれば、受験も優位に戦いを進めることができる。

 

2. 語彙力増強

「憧憬」「アイデンティティ」「コンテクスト」「パラドックス」「馴致」「止揚」「アイロニー」「文化相対主義」「形而上」「パラダイム」…

 

上記の10個のうち、意味がわかるものがいくつあるだろうか。

 

難しい単語が並んでいるようだが、実は大学受験の現代文の世界では定番、おきまりの単語たちだ。もし知らない単語ばかりなのであれば、そこが成績が伸びるところだ。ぜひ単語を覚えていこう。

 

というのも、文章の中でわからない単語があるというのは、もはや外国語を読んでいるのと一緒になってしまう。英語ならいざ知らず、国語の試験は日本語で書かれている。その日本語の意味が分からなければ解けるものも解けなくなってしまう。

 

しかし実際には、生徒の多くが上記の単語を知らないまま受験に突入したりする。裏を返せば、こういった単語を常識のごとく知っておくことで、他の生徒に差をつけることができるようになるのだ。

 

オススメの現代文単語帳はこの2冊だ。

 

本当にオススメなのは桐原の『読解を深める現代文単語』の方だが、これは私も使っていたがかなりボリュームがあり、かつレベルが高い。偏差値60以上の人にとっては最高の一冊になること間違いないが、まだ高3じゃない、受験生だけど現代文が苦手、ということであれば、『ことばはちからダ』に取り組むのでも十分だ。こちらも現代文定番の単語を収録しつつ、読み物としても読めるのがいい。

 

大学受験で現代文を使う予定があるのなら、どちらか1冊は手元に置いておきたい。

 

 

3. 背景知識をつけて文章を読みやすく

現代文の問題で、「送りバント」や「フィルダースチョイス」がテーマの文章が出題されることはない。

 

野球に詳しくない方には何の話かさっぱり分からなかったかもしれないが、野球に詳しい方なら、送りバントやフィルダースチョイスと聞いてピンと来たかもしれない。もし送りバントやフィルダースチョイスがテーマの文章が出題されたら、野球部の人は文章をスイスイ読めて、それ以外の人は不利になってしまう。だからこういった専門性の高いテーマは出ない。

 

では、どんなテーマが出るのかといえば、現代社会、ポストモダン、グローバル化、科学、文化、歴史、言語、国家、哲学など、人類に普遍的な、学問の入り口となるようなテーマが出題される。

 

しかし、先ほどの野球の例のように、こうしたテーマについてよく知っている生徒と、全く知らない生徒では文章の読みやすさが全く異なる。逆にいえば、こうしたテーマについてよく知っておけば文章がグッと読みやすくなるのだ。幸いに現代文で出そうなテーマはそんなに多くない。であるならば、こういったテーマについて知識をつけておかない手はない。これが背景知識をつける勉強法である。

 

具体的には、上記でおすすめした参考書の中に、コラムとしていろんなテーマについて解説がなされているので、それを一つ一つ拾っていけばいい。もっといえば、学校の国語の教科書は各テーマのモデルとなるような文章が専門家たちの議論の末に選べれたものが掲載されている。よって、学校の教科書の文章を読み込み、頭にストーリーを入れておくだけでも十分背景知識をつける勉強になる。もっとも、『入試現代文へのアクセス』や『読解力をつける現代文単語』はかなり各テーマがわかりやすく解説されているのでおすすめではあるが、必要がなければ特に背景知識をつけるために新しい参考書を用意しなくてもいい。ただ、「背景知識をつける」ということを意識しながら勉強するだけで、現代文の成績も変わってくるだろう。

 

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